私が 『再構築』 を決断した理由の回です。
事実、このように考えてハイジは再構築中であり、
現在再構築を決断して本当に良かったと思っています!
どうするかの決断に迷っている方、
再構築中で辛くなっている人、
関係ないけど興味のあるあなたっ!、
どう思うかな? よかったら読んでみてください。
どーも、hyje(ハイジ)です!
前回
<S8> 『一番許せない』の対処パターンを考える!
では、一番許せない事への対処パターンをあげ、
それぞれのパターンへの気持ちや対応を
掘り下げて考え、
自分が取るべき決断を選択しました。
『離婚する』
自分の進むべき方向は決まったので
少し休もう、気分転換しようというところで
続きとなっていました。
しかし!、
気分転換により考えは一変、
より強い意志で他の選択肢がでてきました。
ハイジがどう考えたか続きを展開……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『離婚』
私はその決断をした時、
ホテルの一室にいました。
2度目の不貞が発覚してから
しばらくの間は
色々話合いをしながら過ごしましたが、
流石にね、
前回の大騒動の後にこれ(再犯)だからね、
「もうこの人無理だわぁ」
一度少し離れてみようという話をしました。
でも実際は色々な事情で
完全別居するなんて状況として難しく、
子どもの精神面への影響も考え
学校がある平日は
私が家で子どもをみて
その間D(旦那様)は義父の家へ。
週末になるとDは自宅に戻り
私はホテルで寝泊まりしていました。
Dの不貞行為自体は勿論
私自身の受けた扱いや
傷ついたココロ、
もうゴチャゴチャしたものを
全て取っ払い、捨てたい、
離れたいという気持ちは
当たり前にあったけど
そんな事よりも、
『私がしっかり判断しなくては』、
『子どものココロや将来に
影響がでないようにしなければ』
そんな使命感でいっぱいで
しっかりと一人で考える時間が
必要だと思いました。
スイッチ別居にお金はかかったけど、
当時そんな事はどうでもよかった。
お金は借りてでもなんでも
どうにかできるけど、
今考えないといけない事は
今めいっぱいに考えないと、
後になっては取り返しがつかないと思った。
そんな感じで1ヶ月程
すれ違いのスイッチ生活を送りました。
その間、色々な事を考え
決められていた別居生活期間が
終わりを迎える最後の週末、
私は
『離婚しよう』
という考えに行きつき
後は話すだけという状態でした。
やっと答えを導き出した安堵、
今ここにあるホテルでの一人時間、
この後Dがいなくなったら
完全ワンオペとなり
今以上に一人の時間を持てなくなる、
その前にやりたい事をやっておこうと
ずっと見たかったけど
時間がなくて見れていなかった
アニメをみることにしました。
(実際はDに預けている
子どもの事が心配だったけど
考えるのも今はもうやめようと思った、
心配に終わりはないから。
Dと子どもが一緒にいるのも
意識するとイライラしたしね、
それも考えたくもなかった)
私がみた作品の題名は
~機動戦士ガンダム~
『鉄血のオルフェンズ』
側近(側近の話はまた今度)から
ずっと勧められていたけど
あまりにも夫婦問題に追われていて
全く相手にできなかった大作。
この時点ではもう最終の50話まで
全て放送されたあとで
まとめてみるなら『今だ』と思いました。
その時点では知る由もないが
この時の『今だ』が
今現在につながる
重大な決断へつながることになります。
気分転換をかね、
有料チャンネルに登録し
作品を見始めました。
1話約20分として50話、
単純計算合計16時間以上……
家事も何もする事ないの
ホテル一人泊でなければ
無理な娯楽です。
だけど これは
何か必然的なひらめきだったのか……
作品を見終えると
まさかの心境に変化していました
『離婚する』の決断が、
『離婚するなんて許さない!』に
変わってしまったのです!!!
私は自分の立場から
再構築するのか、
離婚するか、、、
「選択するんだー」
「決断するんだー」
って頭を抱えて考えていたけど、
実際は考えて選択するのは
私だけじゃないんだよね
相手(D)が『離婚したい』と
いう可能性だってあるわけだ!
だがそうは言ってもね、
シタはDでサレは私、
普通に考えたらこちら側が
三行半を突き付けるのが通常でしょ?
サレの専売特許くらいの気持ちで
離婚をつきつけてやるつもりでした。
でも
~機動戦士ガンダム~
『鉄血のオルフェンズ』
を見た後は、
『私はDと離婚しない、
Dが離婚したいと言っても絶対にしない、
そんな楽な道にはいかせない、
責任を果たさせよう、
私も覚悟してその道に挑もう、
護るべきものを護ろう』
そう思た覚悟や心の重さは、
十分に考え抜いたと思っていた
視聴前の『離婚』を決断した時とは
比べようもない強さだった。
はてさて……
あんなに考えたはずの決断が
なぜこうも真逆にひるがえったのか、
不思議に思いません?
私は自分にビックリしたよ!
今から考え方がどのように変化して
この考えに至ったのかを
展開したいと思います。
~機動戦士ガンダム~
『鉄血のオルフェンズ』の概略
物語の舞台は宇宙、
平和は腐敗し差別や貧困の中
孤児や人身売買される子ども達が存在する。
自分達では何も選択することはできぬ立場、
今日を生き抜き明日につながる道は
過酷な労働や少年兵として生きるしかなかったが
支配する大人に対しクーデターを起こし
子ども達は『鉄華団』をつくり自分たちの家(家族)とする。
鉄華団が存続するために立ち止まることはなく
生きる場所と権利を探すかのように
命を賭して戦う事もいとわないが・・・・・・
最初はいつもの様に
キャラクターがカッコいいとか
声優さんがベストマッチだとか
そんな事思いながら見ていたのですが、
望まない環境に生まれ
自分の運命を悲惨なものだと
理解し打ちひしがれながらも
何とか自分たちの生きる道を模索し
鉄華団(家族)を護ろうとする姿をみて
胸の中にグワグワと
何かが沸き上がってきました。
誰もそんな立ち位置に生まれたいなんて
思いはしないだろう、
両親の元で育ちたかっただろう、
生きるとか死ぬとか考えずに
年相応に愛情を受けたり
友達と遊んだりしたかっただろう、
だけど、
この子達はそれが叶わなかった、
元からできる立場にいなかった、
その権利すら持ち合わせていなかった、
自分の力や努力では
どうにもならない位置に身を置いていた、
それを見て
(私の文章力では表現しきれないけど)
ものすごい衝撃に襲われました。
『もしかして、
我が子のこの先の人生は
この子達と一緒なのではないか』
前回でも書いたように
子どもは父親が大好きです
Dがどんな人間か
どのような態度かに関係なく
理由などなく父親が大好きで
その存在を必要としているのは
一緒に暮らしていて私も理解していました。
また
Dは本人なりかもしれなくても
子どもは大切におもい
愛しているようにみえました。
子どもに暴力を振るうなどはなく
家にはちゃんとお金も入れてくれていたし
休みの日に子どもを連れだしてくれたり
(不貞連絡で出たいとかもあったようだが)
遊んでとせがまれれば
一緒にゲームをしたり
体を動かすこともありました。
でもこの時、
私は『離婚』を選択し、
数日後にそれをDに告げて
家族一緒の状態から
親の都合で、
子どもの望んでいない状況へ
生きる世界を変えようとしていました。
それは
子ども達からしたら
自分達では何も選択できない、
自分の力や努力では
どうにもならない事……
私自身の考えとしては
Dが不貞行為を繰り返す事、
その妻である自分の苦悩、
それにともなう子どもの心配、
それらもまさに
自分の力や努力では
どうにもならないものであると感じ
それをどうにかしたいと考えた選択が
『離婚』でした。
が、
ふと
ここで立ち止まって一度、
考えをよく見つめなおしてみる
私は、
大人だから、
選択を許される立場だから、
自分の都合や気持ちで
『離婚』を選択できるし
決断しようとしている。
じゃぁ、 子どもは?
子どもはどう考える?
思う事はあるだろう、
それで何ができる?
何の選択肢がある?
決定権がある?
使命感にかられて
私が深く考えて
あらゆる不安を払拭するため
選択した『離婚』は、
本当に子どもの為になるのか?
私の『一番許せない』は、
『子どもの父親』としての立場と行動だった。
Dが不貞相手に言った
『子どもは大切だけどあなたが一番大好き』
という言葉を
わたしが、、、許せない、
こどもの父親としてふさわしくない、
子どもに関わってほしくないと
わたしが、、、 思ったことだった。
じゃー、子どもは?
子ども自身はどう思ってる?
こんな言動は酷いとか
この先父親といる事で受ける
マイナスの状況や感情を心配に思うのは
私の考える心配であり、私の感情だ。
でも、
子どもを思う心配は、
実際その通りになるの?
その心配は必要なの?
子どもはそれを望んでいるの?
本当の事なんて誰にもわからないんだよ?
本当に消し去りたいのは……
私の『不安に思う気持ち』なのではないか?
私が今まで生きてきて
自分自身の経験で学んだこと
周りの人達をから知った事、
世の中の様々な事を見聞きして
得た知識の全てを使って
我が家の現状からこの先を想像し
子どもの為にこれからどうすべきか
熟考した答えが『離婚』だったはず、だが、
子どもが大人になった時
ありがとうって言ってもらえるのか?
有難い結果となるのか?
むしろ『なぜ?』が
ずっと人生でついてまわるのではないか?
そう思ってしまったのです。
私が子どもの頃、
その時代背景もあってか
父親は酷いものでした。
遊びに金を使って家に十分なお金をいれない、
酒を飲んで帰ってこない、
母親に暴力をふるう、
そんなのは日常茶飯事で
母親に手をつながれ
着の身着のまま外へ逃げ出し
よそ様の駐車場の車の陰に隠れて……
そんな事も珍しい事ではなかった。
当時離婚は現在とは比べものにならないほど
御法度感が強かったですが、
まだ幼かった姉は
ずっと離婚してほしいと思っていたそうです。
父親がそんななので
母親は幼い子どもを家に残し
日にちを越えて働いていました。
幼い姉はより幼い妹を預けられ
自分は甘える事もできず
精神的に不安定だったのでしょう、
親がいなくなるといじめられる事もあり
今思えば精神的に不安定な症状もありました。
姉はずっと離婚してほしいと
思っていたそうですが、
私は絶対に離婚しないでくれと言っていました。
何処で覚えてきていたのか
『離婚したら私を愛していないってことだ』
そう母親に言ったこともあります。
そして結果、
現在も離婚していません。
色んな問題がおきました、
今だって不仲になる事も多いし
そんな父といる母が大変なのは
同じ立場になった今
身に染みて分かるけど、
それでも子どもとしての立場の私は
両親が離婚しなくて良かったと思っています。
子どもの性格によって
同じ状況でも考える事や
受ける印象はまるでちがう事は
自分の幼少期から経験済みです。
ではうちの子どもは?
何派か?
そう、
完全なる『ハイジ派』です。
どんなであろうと
離婚なんて望まないし
ましてや現段階の精神年齢で
本当の理由を説明するわけにもいかないので
納得できるハズもありません。
私が幼いころ
私を肩に乗せてあやしながら
足元では母親を蹴り上げていた
父の姿を覚えています。
目の前で服を破いたり
顔をはたいたり
家の物が壊れたりなんて
特別な事じゃなく
普通に繰り広げられていたけど
父親を怖いと思ったり
嫌いだと思ったことはありません。
(子どもには何もしなかった)
私が育ててきた子ども達をみるに、
我が子も同じかもしれません。
父親がどんな人間であろうと、
子どもにとっては
父親が父親でなくてよい理由には
到底及ばないのかもしれません。
私が自分の父親がそんなでも
ゆるぎなく大好きであった事、
今も両親が離婚していない事を
嬉しく思っている事実、
それを改めて認識した時
私が『子どもの為に』とおもって
『離婚』という決断を決行する事は、
選択肢も決定権もない子どもを
望まない状況へ追い込むという意味で
鉄血のオルフェンズの鉄華団へ
我が子を入団させることに変わりないのではないか?
そう思いました。
今は無理なんです、
子どもに全てを話すのは。
受け止められる土台がない、
そこまで人間も経験も構築されていない。
でもそれは、 今の話。
大人になったら、
そうだな、10年経ったとしたら、
子どもの中身も大分違くなっているだろう。
私の『一番許せない』は、
一言でまとめるなら
子どもを護れない、
必要なものを与えて成長させられない
無責任さだった。
だったらこう考えたらどうだ?
子どもにはこの家族で
心身ともに成長してもらおう!
大好きな父親がいる状態で、
お金に必要以上に苦労しない環境で、
1人の人間として
自立できる力をつけてもらおう!
子ども達が『精神お子様』のうちから
背負わせてしまう未来の長さ、
それによる精神的負担を考えたら
私のこの先の10年、20年を投資するなんて
なんてことはない。
ましてや一番の気がかりは子どもなんだから、
一緒にいる事が子どもの為になるとしたら
そりゃやってやるよ♪って話じゃん。
母親の幸せや笑顔が
子どもにとっては一番大切だとか
幸福感につながるなんて話もあるけど、
私が一番不安に思い心配するのは
子ども達の事なんだから、
子ども達が背負わされる必要のないものを担がず
無事に成長できるなら
結局のところそれが一番
私が笑顔でいられる確率が高い!
そこに行きついた。
そう、
『再構築』 です。
ここで改めて特筆したいのは、
『離婚』しようとあんなに悩んだのも
そのあとまた色々考えて
『再構築』しようと思ったのも、
『子どもの為』ではありません、
再構築する状態が、私の心身にとって
一番有益で望む結果になると思ったからであり、
私自身の為です。
<S2> 『我慢』は誰の為にしているのか?、自分の為だよっ!
でも展開していますが、
この先何か我慢するような事があっても
それは『自分の為』にする我慢であって
『子どもの為』にする我慢ではありません。
そこを意識して掲げていないと
ストレスが蓄積されて精神を病んだり、
些細な事がトリガーになって
取返しのつかない事態を引き起こしかねません。
では今回のまとめ!
『離婚』を決断していましたが
違う視点で考えた事をきっかけに
『絶対に離婚しない』=『再構築』
に決断が変わりました。
今も本当に離婚しなくてよかったと思っています。
それでは続きは次回にしたいと思います。
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