<B28> 『大谷翔平』選手と『水原一平』さんの件について私たちが思う事に『アンコンシャスバイアス』(偏見)は無いのか?

どーも、ハイジです!

大谷翔平選手と水原一平さんをとりまく
『違法賭博問題』に関して、
サレ妻の視点から思う事を展開したいと思います。

この問題で世の中にハッキリと発信されたのは
先日の大谷翔平選手の10分程の会見発表の内容だけです。

その発信を多くの人が心待ちにしていた、
そしてそれに対しては色々な意見がある。
これについてハイジが思う事。

まず最初に、
ハイジは大谷翔平選手は嘘は何も言っていないと思っています。
彼が語ったのは、
『自分が知っている事実』
なのだと受け止めています。

ここで一つ先に付け加えておくことがあります。
『本当の事は誰にもわからない』が
大前提としてあるとはしても、
今回語られた内容は

『嘘はなく知っている事を語っている、
 だけど、知っている事を全部語ってはいない』

ということ。
ハイジはそう解釈しています。
言える事と言えない事があるでしょう、
現時点では。

ただ人は、一部の情報だけだと
それに対して思う事、推察する事が
違くなってしまいます。

例えば……

大人気の『SPY×FAMILY』
(スパイファイミリー:遠藤達哉先生:集英社)
10巻にこんな話が載っています。
概要は以下です。

大学でされた面白い研究がある。 その内容は、
『人物Aがビンタされる映像を被験者にみせる』
すると、
人間には生来暴力を嫌って避ける性質があるので
脳は痛みに共感して不快感をしめす。
だが、今度は
『Aは浮気をしたので恋人にたたかれている』
と、説明をしてから同じ映像を見せる。
すると……
今度は被験者の脳が快楽を示した

というような内容です。

これを、どう思いますか?
こえーーーーっ!って、思いません?!

Aがビンタされるという事実は
目の前に存在している。
だけどそれに付け加えられる情報によって
その事実に対しての判断が変化する。。

私達も生きている中でそーいうの
沢山ありますよね?

「部下に相談されて二人でいたんだよ」
それは事実、部下と二人でいた。
でもその後ホテル行ったんでしょ?!
ホテルに行った事実に気づけなかったら
ただの部下思いの上司です絵面で
まとめられちゃうじゃない!

「妻が浮気をしているのを知って、
 寂しくて仕返ししてしまったんだ……」
泣きながらそう話されたらほだされちまいそうだけど、
実は妻の浮気を知る前から
夫は不貞行為をしていた……
その事実を知ったなら、
この話の受取方は全く変わってしまう。

イジメ問題、会社の揉め事、
夫婦関係、その他どんな事だって
知っている事実の数や
見せられた情報によって
私達の受け取り方は
いかようにでも変わってしまう。

話を戻します。

そんな視点から大谷翔平選手の会見をみると、
今までの彼の実績・態度からしても
あそこで語られた事は事実だと思う、、
だけど情報がそこどまりだと
沢山の憶測と結びついてしまう。

事実は事実かもしれなくても、
それを裏付けする情報がないと信じられなったり、
話す内容そのものが虚偽なのではと思ったり、
情報の不足は疑心をあおってしまう。

まぁ、実際どこまで聞いたところで
本人達の知っている真実には辿りつけないんだけど。
同じ『事実』を通り抜けていたって
それぞれの性格で違う『真実』として
受け止めているかしれないしね。

『僕の話を黙って聞いてくれた』の図を、
『僕を受け入れてくれた』と思うか、
『僕は拒絶された』と思うか、、、
人の受取方なんかわかんないんだもん、
本当に難しいと思う。
だからやっぱり、
話合う事は大事だし、
コミュニケーション以外に方法が無い気がする。

(話したところで嘘かもしれないけど、
 話さないとそれ以上にわからないし……
 の、人生堂々巡り)

もちっとこの流れで展開。

TVをみてたら、
インタビューされたアメリカの青年が
こんな内容を話していた。

「僕は大谷選手は賭博問題にかかわってないと思うよ、
 でも父は、翔平は賭博をやってたというんだよ」

ね、やっぱりね、、
同じ内容を見ても聞いても
人それぞれ全然違うのよね、
受け止め方は。

別にどっちも間違ってないでしょ?
そもそも考えるのは個人の自由なんだから、
それについて間違ってるもクソもない。

だけど事実はひとつなんだよ、
大谷翔平選手は違法賭博に関わっているのか、
水原一平さん自身が送金したのか、、
本当に周りの人は何も知らなかったのか、、、

結果的にこれらの事は全て
マルかバツで事実として分ける事ができる。
事実は変わらないからね。

だけど何故こんなに人によって受取方が違うのか?

それは個人の『経験』と『考え方』
によるものだと思います。

単純に、現在語られているように
大谷翔平選手が騙されていたとして、
近い人に騙された事がある人は
「あぁ、大谷選手もやられてしまったか!」
と考えるのかもしれない?

とても信頼する人物と
重要な情報を共有している人だったら
「支払情報くらい知っているだろう?」
と疑問にすら思わないかもしれない。

水原一平選手が本当にみんなに嘘をついていたとして
人を騙した事がある人がそれをみたら、
嘘に嘘を重ねる気持ちが理解できるのかもしれないし、
騙される大谷翔平選手が悪いと思うのかもしれない。

大谷翔平選手のあまりの『できすぎ』人間っぷりに、
「あんなパーフェクトな人間がいるはずない、
 やっぱそーいう事もしてんだよ」
「とうとう化けの皮が剝がれたか!」
なんて思いがあったりするかも?

前回書いたように、
そんないずれわかる嘘を重ね続けた理由が
あまりにも理解できないから、
(自分だったら絶対にそんな嘘つかないから)
「まさかそんな嘘つくはずないだろう?!
 そんな嘘ついてもすぐバレちゃうんだぞ??
 話からすれば大谷選手が知っていたとするほうが自然だ!」
そう思う人もいるかもしれないよね。

でもさ、世の中って凄いんだよ!
自分の想像じゃ納まらない事が沢山あるんだよ!

自分の人生経験だけでは決して理解できない
想像を絶する嘘や信じられない程ドロドロした感情、
驚く程の嫉妬心や経験のない精神状態が存在する。

もちろんハイジだってそんなのわかんないけど、
そーいうものが存在する事は受け止めています、、
だって実際目の当たりにしたから。

必死で本当の事の様に嘘を語る人間や
こちらが知っている情報を真っ向否定する人。
時には証拠をだしたって認めない。

大谷翔平選手は、野球選手です。
野球をするのがお仕事です。
タレントさんのように
イメージでお仕事しているのではなく
野球で残せる内容で勝負している。

でも今回は『違法』な賭博の件があり、
それをやっていたか、知っていたかが
論点になっている。 ハズだよね?!

タレントさんや一部俳優さんが
『こんな人なんですー』という
イメージを固めて売り出されているのを
裏切ったとは少し違うと思ってるのは
私だけですかね?

大谷翔平選手の残した実績に、
メディアにでる態度・対応に、
周りが自然に良いイメージをもって
人気がでてスポンサーがついて
今の立ち位置にいます。

別にこーいう路線で売り出そうって
つくられた人物像ではない。

大谷翔平選手が仮に、水原一平さんに
口座管理を任せてたらなんなの?
なんかいけないの?
あの二人の信頼関係がどんなか、
どんな日々を送ってきたのか、
やられたのは大谷翔平選手本人だよ?
論点は大谷翔平選手が違法賭博に
関わっているかどうかでしょ?

それをアメリカのメディアが
「あの会見は自分は騙されるバカですって
 言っているようなもんだ」って、
あんたバカにし過ぎよーーーっ!!!

サレ妻立場に置き換えたら、

いつも自分の為に、家族の為に、
身を粉にして働いてくれて優しく、
家庭を大事にしてくれる彼を
信じていたら実は裏切られていました

そう悲観するサレに対して
「あんたバカ?」
って言ってんのと同じに感じるわっ!

人間って本当は、
信じられる信頼できる誰かが欲しいものでしょ?
そしてそんな人がいたら
何だってできるよな気持ちになるし
自分の事も大事にできるんじゃないかな?!

この事件がでるまでみんなあの二人をみて
羨ましいと思ったんじゃないのかな?

それをなんじゃ、その言い方は。
しかもまだ全部明るみになったわけでもないのに……

ちょっと感情的になりました。。。

言いたかった事は、
事実を知ったところで
他の事実との兼ね合いで
それに対しての解釈は変化するという事、
人は自分の経験をや
『自分だったらこうだ』とう考えから
本質を見抜こうとするより先に
決めつけてしまうものだ、
という事でした。

本当の事は誰にもわからない。
だからこそ考える事も
話合う事も、
諦めたら終わりです。

諦めるを潔さと履き違えたらいけないと思う、
諦めるが思考の停止になってはいけないと思う。
諦めるは、『これは仕方がない』の
判断だと自覚して、
それに囚われてため息つくだけでなく
そこは無理だ、変わりようがないと理解し
他の方法を考えたい。

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