①『相手の立場になってみる』
②『私の身になって考えてみて』
③『自分だったらどう思う?』
こんな会話がありますが、
相手は相手の考えのまま
こちらと同じ状況になった事を想像したら、
①、②、③、どれも実のところ
考えの主体は『考える本人』です。
と いうことは、
考えたところで、
考えてみてくれたところで、、、
結局こっちの気持ちは分かっていないってこと?!
それを『理解』していないと、
いつまで経っても堂々巡りになります。
どーも、hyje(ハイジ)です!
D(旦那様)の不貞が発覚した時、
「どうして?! 私がそーいうの
一番キライだって知ってるハズでしょ?!!」
そー言った。
嘘をつかれた時も、
連絡くれって言ったのになかった時も、
頼んだモノ買ってきてくれなかった時も、
お願いした事しなった時も、
何度言っても同じ事繰り返す時も、
もう、あげればキリがないけど、
何かあればその度に
『自分だったらどう思うか考えてみて、
そうしたら私の気持ちわかるでしょ?』
そう言ったけど、
ハイジの思うような流れにはならなかった。
これは、
ずーーーっと不思議に思っていた事だった。
付き合い始めの頃だって、
今思い返してみれば
好きやありがとう、
ごめんなさいの表現は
私とは違っていた。
その頃は
私が『こーいうことなんだろう』と
勝手に都合よく想像することで
その場が納まっていたのかもしれないな。
ごく最近になって思う事がある。
①『相手の立場になってみる』
②『私の身になって考えてみて』
③『自分だったらどう思う?』
問題が起こる度に
できるだけもめない様にしたいと思い
Dに投げかけたセリフだけど、
Dがこの問いかけに真剣に向き合ってくれたところで
私の思うような返答が返ってくるわけがなかったのだ。
だって、
これら3つのお題は全て
「Dの考え方でどう考えるか」
Dが主体だったのだから。
①『相手の立場になってみる』も、
Dがやったのは
ハイジの立場にD自身が立った時を想像し、
②『私の身になって考えてみて』も、
Dがもし私の身だったらどう思うかを考えたんだろうし、
③『自分だったらどうする』は
素直にDだったらこう思うかな?、と
想像したのだろう。
ってことは、
結局ハイジの気持ちや考える事には
全くいきつけてなかったんだろうなと、
最近になってよく思うんだな。
会いたかった人に再会できた時、
自分が思い抱いてた事があると
相手も同じ様に苦しい時や
愛おしいと胸を痛めた夜を重ねて
今日に至ったと思い込んでしまったとかない?
まるでマンガやアニメの様にさ
自分の考え方や気持ちで
相手の思考を想像しちゃうから
『私と一緒』になっちゃうんだな。
そうやってあほ街道を
真っすぐ突っ走ったのが私です。
そんで今が成れの果てって感じだな、うん。
考え方、価値観、生きがいとか
そーいうものが違うんだから
「私の立場になって考えてみて」
なんて言ったところで
できるハズがなかったんだよ!
何故それに気づけなかったんだ!!!
例えばうちのDさんは
こんな感じなんだよね、
<例:1>
昆虫が苦手でない彼に言いました。
昆虫大嫌いな私が虫に遭遇してしまい、
「私虫きらい、
私の身になって考えてみてよ!」
考える彼。
(私が虫に遭遇した時の状況に
身を置きかえて想像してみる)
↓
『ん?、 そんないう程のことじゃなくね?』
みたいな理解にしかならないって話です。
こーいう場合は……
<例:2>
昆虫が苦手でない彼に言いました。
昆虫大嫌いな私が虫に遭遇してしまい、
「私虫きらい、
私の身になって考えてみてよ!
あなたはヘビキライでしょ、
それと一緒だよ!
私の身に起きた事を
あなたが嫌いなヘビに遭遇したと
置き換えて考えてみてよ!」
考える彼。
(自分がヘビに遭遇した時の状況に
身を置きかえて想像してみる)
↓
『うわぁっ、 めっちゃイヤなんだけど!』
こんな風に言わないと
想像すらできなかったのかもしれない。
何度も登場する
『半分水の入ったコップ』
の話と一緒で、
同じモノを見ていても
半分 も 水が入っているのか、
半分 しか みずが入っていないのか、
人によって受取方や考え方が
全く違うんだから
半分も 水が入っていると思っている私の気持ちを
半分しか 水が入っていないと思っているDが
理解するのは難しい事なんだよね。
このズレが
場合によっちゃ恐ろしい結果に
つながる事だってある、、、
不貞に対する誠実さだって
こーいうズレの1つだよね。
けど実はさ、
恐ろしい事に逆も一緒なんだよね!!
相手がこちらの考え方に寄せて
置き換えて考える事ができないように、
こっちも相手の立場になって考えているようで、
そんな事できてない時なんて
ザラにあるんだよね、
気付いてないだけでさ。
相手が何でそんな事したのか、
相手が今何を思っているのか、
考えてみたところで実のところは
自分の考え方で想像するしか
できていないんだと思う。
どーしても自分目線。
どーしたって自分の尺度。
だから、
誰かに話をして意見を聞くって
大事なんだと思う。
(話題が話題だと、
話す相手も限られるから
なかなか適任者もいないんだよね……)
自分以外の考え方を聞いて
「へっ? そんな風に考えるの?」と
気づきをもらうことも必要なんだろうな。
場合によっちゃ
「いや~、そりゃないでしょ!」
なんて思う事もあるかもしれないけど
否定はできないよね?
だって事実、
目の前で話すその人はそーいう考え方なわけで
実際にそう考える人間が存在するってことだもん。
事実として存在するならば
それを100%否定する事はできない。
正しいも、間違っているも、
正解はないんだから
誰かが言ってくれたその意見、
自分の相手もそう考えている可能性は『0』じゃない。
本当の事は誰にもわからない
しね。
あーーーーー、
自分としては凄い事を発見した
(というか、やっと気づいた?)のに、
何でこんなに文章にするのド下手くそなんだろう……
とりあえず今回のまとめ。
相手は、相手の考え方ベースでしか
こちらの気持ちを想像できません。
『なんでわかってくれないの?!』は、
わかろうとしていないというよりは
わからないんです。
『私』の考えや立場になって
『私』が考える事や気持ちを想像するのは
相手にとって難しい事であると
理解して臨みましょう!
うちのDさんと一緒にいるから
この考えに行き着いたけど
世の中には
相手目線で相手の気持ちに寄り添える人も
いるんでしょうね。
あ、そっか!
きっとこれだ、
自分の目線で考えてくれたって、
思った時に(思い込んじゃった時に)
『あぁ、この人しかいない!運命!』
とか思って不貞に走るのかもしれないなっ!