<S13> 不貞相手に対する気持ちの処理は?

不倫は一人じゃできない!

片棒をかついだ『不貞相手』へは
憤りを感じて当たり前ですが、
その気持ちはどう処理したらよいのか?

可能であるなら ハイジとしては
『慰謝料請求』で
区切りをつける事を提案します!

どーも、hyje(ハイジ)です!

アメブロの
<でっかいおっさんの子育て相談ルーム> にて
でっかいおっさんさんが
2023年11月19日に投稿されていた
『不倫相手に制裁を加えたい』
(※でっかいおっさん様にはサイトで記事紹介をするお許し得ました!)

こちらの記事について、側近から

「ハイジはこれ読んでどう思う?」

と聞かれたので、
こちらの相談者様の内容をもとに
ハイジの考えを展開したいと思います。

まず最初に断っておきますが、
相談者の方を否定する意図はありません。
その方の経験や人生はご本人のもので
どのように考える事も自由だと思っています。

ここで展開するのは
どんな言い方・内容であっても
ハイジの考え方であり、
それが間違っているとか
これが正しいという事ではないので
ご承知おきくださいませ。

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相談者の方へでっかいおっさん様が
「言いにくい事いうぞ」
と前置きした後に

『旦那が全部悪いぞ』

そうおっしゃっていますが、
ハイジも同感です。

このサイトでも何度も言っているけど
『シタ』事に関しては
どんな理由も事情も関係なく
『シタ』人が悪く、
『シタ』の人間性の問題だと考えます。

旦那様が鬱だろうが
健康だろうが、関係ない、
婚姻関係中の不貞行為は
シタ側に責任がある事は変わりません。

相談者である奥様の
怒りの矛先が向くべきは
旦那様だと思います。

相談者である奥様が
『出来得る限りの社会的制裁を加えたい』

とおっしゃっていますが、
社会的制裁って、具体的に何だろう?

『社会的制裁』を調べたところ
Wikipediaでは次の様に説明されていました。

社会的制裁(しゃかいてきせいさい)とは、
法によらない制裁行為であり、
規範から逸脱した者に対する心理的・物理的な圧力をいう

Wikipedia

なるほど。

法によらない制裁行為とは
相手をネットにさらすとか
会社に乗り込むとか
そーいう事になるのかな。

それらの行為によって不倫相手が
不貞行為をした事が周知され
精神や立場が今までと変わる、
それにより追いやられる、感じかな。

これも取るべき行為じゃないと思います。
現段階では。 リスクもあるしね。

『現段階??』
と思ったかもしれませんが、
ハイジ個人としてはそう考えます。
その理由はまたこの後で。

ここはハイジのサイトですからね、
サレは勿論色々経験しておりますハイジの
独断偏見意見を展開しますよ!

まず、
不貞行為に関しては
夫婦間の問題として
悪いのは自分の配偶者です。

そして、

『婚姻関係中の不貞行為が悪い事』と、
『不貞相手に対して責任を求める』のは、
ハイジとしては別のモノ
と考えます。

配偶者が不貞するのは順番違い。
やっちゃいけない立場で
それすんなって話です。

配偶者がいるのに
他の異性とカラダの関係を持ったらいけないの。
知ってるでしょ?

どんな言い訳があろうと
世の中でそーいうルールがあるから
やっちゃダメなの。
どうしてもやりたかったら
婚姻関係を解消してからにしましょう。

で、不貞相手に対して
その人が夫婦関係を壊したというのは
ちょっと違うかなと思います。

不貞相手がどんなメンヘラだろうが
わがまま言おうが
おっかなかろうが、
それを受け入れて対応してたのは
自分の配偶者
なわけです。

『不貞相手を本気で好きなんだ』
なんて寝言ほざいたとしても
そう思わされたなんてのは違くないか?
本気で好きだと判断したのは
自分の配偶者
なんだから。

前述したように
上記の、配偶者に不貞された問題と、
下記の、不貞相手の責任問題は
違う案件だとハイジは考えています。

不貞相手に求めるのは
家庭を壊したとか
配偶者を寝取ったとかの恨み節じゃなくて、

配偶者のいる相手と知りながら
カラダの関係を持つことは
やってはいけない事であり、
取るべき責任が発生する行為だという
事実について追及すべきです。

これは決められてる社会のルールであり、
それについて責任を求めるのは
『サレ』に認められてる権利なんです。

なので不貞相手さんに求めるのはここ。
決まっているルールの基に
責任をとってもらえばいいんです。

でも、
ルールに基づいて請求するなら、
ルールに基づいたやり方じゃないとダメだよね。

「自分が常軌を逸してようがなんだろうが
とにかく不貞相手にダメージを与えたい!
正しいも間違ってるも関係ない!」

この気持ちで行動を起こすと
サレの認めらてる権利が弱くなる上に
大切なものを傷つけたり
色々なものを失う可能性がある。

だけど、
それでも関係ねーっ!って思ったのなら
それを止める事はできないなぁ……

だって本人がそう思っちゃってるなら
どうにもできないじゃない。

不貞相手だって
『配偶者が半狂乱になって何するかわからない』
くらいの事は想定してるでしょ、いくら何でも。
そんだけの事してるんだから。

不貞相手から慰謝料をもらう事について
否定的な人いるよね?
それは何故だ?

「そんな事までしなくていいんじゃない?」
「自分の配偶者だって悪いんだから」

いやいや、
何を言ってるの?
不倫の片棒担いだ時点で
どこで誰にバレるかもわかんないリスクは
承知の上でやってるんでしょうよ?
バレれば責任を負わなければいけない事も
分かっている事でしょう?
当事者に近い人間以外が気づいて
社会にさらされるリスクだってあるんだよ。

議論する事は嫌いじゃないけど
今回慰謝料請求否定派の意見は無視、
社会的に認められている権利ですから。

傷つき疲弊した精神と肉体で
発狂しそうな自分や
身動き取れない自分を
何とか奮い立たせて
不貞相手に慰謝料請求し、

相手が責任をとるという意味で
内容に応じ慰謝料を支払ってもらう事で
感情では解決できないその問題に
一応の区切りをつける事ができる。

これも ある意味
『お金で解決』ってやつだね。

相手に文句の一つも……いや、
激流のように、怒涛のごとく、、
ありったけの感情をぶつけてやりたいと
思ったりもするよね?

勿論ハイジだって思ったよ。
ギャーギャー言うだけなら
それなりに自信もあるしね!

でもね、
そんな事したってしょうがないのよ。

ハイジも大人しい方ではないから
渦中真っ只中の時は
『触ったらやけどするぜ』くらいに
怒り狂ってた時もある。
でも、

「何か言って響くような人なら
 最初からそんな事はしてないんだよ」

という側近の意見を聞いて、
その通りだなって思ったの。

こっちだけ龍が火をふくごとく
怒り狂ってて
相手に鼻で笑われたりしたら
飛びかかろうとする自分を止める
自信もないしね。

逆に、
こっちが冷静に話してる中
相手が泣いてごめんなさいしてくる
パターンもある。

でもさ、
泣こうが謝ろうが落ち込もうが
それすら本当かどうかあやしいよ、

その場限りで取り繕うなんてのは
不貞相手さんは十八番でしょ?
周りを騙して不貞してんだから。

文句言ったところで
下手な事言ったりすると
脅しただのなんだの文句つけてきて
慰謝料請求が思ったように成立しない可能性もでてくる。

「はっ? 何熱くなってんですかー」
なんて態度取られた日には
明日のニュースに載っちゃうかもしれないし
言いたい事は山ほどあっても
正論も感情論も
どうせ話しても伝わらないんだから
余計な事にエネルギー使わずに
冷静にお金回収に回った方が
自分の為だと思います。
(事実ハイジがそうしましたよ)

みんなお金は大事なんです。
なのでお金を払ってもらいましょう。
みんなお金は払いたくないんです。
なのでやはりお金を請求し、
払ってもらいましょう!

それが最終的に一番相手もイヤなんです。
しかも、認められている権利ですから!

で、
ここで 前述した
『社会的制裁を加えるのは現段階ではない』
についてハイジの持論いきますが、
自分に非が無い態度で相手に臨んだ上で
(示談の場合の話です)

・支払を請求したけど拒否された
・契約を交わしたのに支払わない

このケースにぶち当たった時に
ハイジの中で
『社会的制裁』の話が出てきます。

正確には、
『社会的制裁を加える』とうよりは、
『結果として社会的制裁になり得る』
という感じです。

説明しますとですね……

お金が無くて払えないなんて
起きている上で寝言いわれるような場合は

「ではご家族に相談するしかないですね」

「あなたの配偶者様も、あなたやうちの配偶者に
 慰謝料を請求する権利があるのだから」

という話の展開に
ならざるを得ない事もあり、
その通りにこちらが実行した場合は
社会的制裁になり得る。

支払う約束のお金を支払わない人、
これはもう、、
ハイジの中では大罪にあたりますが、
この場合も

「では仕方がないので職場に取りにいきますね」

「申し訳ないけどご自宅にうかがいます」

という展開になれば
社会的制裁になり得る、
という事です。

相談者の奥様は
旦那様から聞いた状況や
鬱である現状から
気持ちをどこに向かって
吐き出せばいいか
分からなくて苦しい状況とお見受けしますが、

ハイジの持論としましては

●問題を持ち込んだのは旦那様であり、
 ご自分の気持ちを受け止めてもらうのも
 この先を語るのも旦那様では?

●社会的制裁を加えるよりも
 認められてる権利として慰謝料請求し
 気持ちに区切りをつけた方がよいのでは?

このように思います。

そもそもですが、
旦那様のお話って事実ですかね?

多くの人は
自分に不利な事は言わないもので
自分の身を護る嘘をつきます。

もう少し違う視点で考えると、
同じ状況(今までのやり取り)に関して、
旦那様と不貞相手の理解・見解は一緒ですかね?

どういう意味かというと、
三角柱や円柱をもちいた
ハイジの得意な例え話があるのですが、

あの物体って
横からみたら長方形で、
上下からみたら三角だったり
円だったりするわけで、
同じモノに対して意見が分かれる
分かりやすい例えだと思うんです。

真横・真上・真下という
直角の角度から見たら平面図であり
立体である事すらわからないんだよ!?

そんで、斜めからみて
はじめて柱状のモノだ、
立体物だとわかる。

この物体は
同じモノ、同じ現実をみても、
みる角度や捉え方によって
ぜんぜん違うモノにみえちゃってるわけだよね?

みんな自分の目からそう見えたモノは
本当のモノ(事)だから、
本気で『事実です』と主張してくる。

そんなわけで
同じことして同じ時間過ごしてても
不貞している両者の見解は
違っているのかもしれないし、

奥様が問題の二人の様子を
ビデオの様にみてみたら
感じ取る内容は旦那様が話す内容と
全く違うかもしれませんよ?

鵜呑みにしてはいけません。
事実に近づきたいなら
調べ・話す、それ意外にないんでしょうね。

まー どんなに調べても話しても結局のところ
本当の事なんて誰にもわからないけどね

ごちゃごちゃ色々書いた上
繰り返しになりますが、
不貞相手に社会的制裁を加えたい、
そう思う程気持ちの整理がつかないなら、
ハイジとしては

『慰謝料請求』 をお勧めします!

なんの区切りもないのに
不貞を無かった事にはできません。
(どうしたってできないけどさ)

再構築する、しないに関わらず
不貞相手に対して慰謝料を請求する事で
気持ちと現実に一つの区切りをつける事ができます。

金額の大きさにこだわる事もないと思うんです。

相手もお金、大事です、
支払いたくないんです、
その上で不貞があった事を認め
謝罪・責任をとる意味で慰謝料払い
それを受け取るという事が
一つ区切りとなります。

事実ハイジがそうでしたから。

また、長くなりましたが
もう一つ付け加えるなら

相談者の方は
でっかいおっさん様のブログ上で
ご自分の事を相談されてるのは、
でっかいおっさん様のご意見を
聞きたかったのは勿論だと思いますが
読者の方からのコメントも
大事な視点だと思われたのではないでしょうか?

ハイジとしては、
外野がいう事ってそんなに
的外れでもないと思っていて、
やっぱり関係ないところから
冷静に見てる人って
常識的?というか
世間目線?というか、
詳細を省いたシンプルな意見を
言っていると思います。

なので一つの考え方として
そーいう方向性もあるな、
どんなに自分が辛かったとしても
こういう意見を人は持つんだと
ハイジは一応耳を傾けるようにしています。

けどね、これだけは言いたい、
その立場になってない人に、
やられてない人に、
サレになった人の気持ちなんて
分からないのよ!

置かれてた立場とか
それまでの生活とか、
夫婦の関係とか年齢とか
色んなものがからみあってる中
『事件』は起きたのであり、
『全く同じケース』すら存在しない、
当事者じゃないと分からない。

一つの夫婦ですら
人生のどの時期でそれが起きたかによっても
問題の大きさや受取方が違うくらい
第三者に理解できる気持ちではないと思う。

どーできるのかも、
どーすりゃいいかもわからない!!!
ってところを支えてくれるのが
世の中で決められてるルールだと思うの。

配偶者が不貞した場合
・サレは離婚を選択でき、
・シタ側から離婚はできない。

そして
・不貞相手には慰謝料を請求できる

このルールがある。

サレが不貞相手に社会的制裁を加える事は
ある意味、ルールを飛び越えて
自分の気持ちがおさまらないから
気の済むようにしたい、って事でしょ?

でもそれをやったら
こちらも色んな法律やルールにひっかかって
認められてる権利がはく奪されるかもしれない

それに、
『ルールにそって気持ちを抑えられない』
という意味で考えたら
不貞した配偶者や
配偶者がいるのを知っていて
関係を持った不貞相手と
同じレベルになっちゃわないかな?
そんな風に思うわけです。

最終的に選択し決断するのは自分です。
外から意見を言ってくる人も
配偶者さえも、、
自分の事を助けてはくれません。

自分を助けてくれるのも
選択に対して納得したと決断するのも
自分自身なんです。

納得できないと
結局スッキリなんてできません。

スッキリできないと、
ずっと意識が囚われる事になるんです。

自分の気持ちを決定しているのは
自分自身なんだという事を
忘れないでほしいです。

ハイジも忘れない!
頑張ってやろうではないか!

相談者である奥様が
ご自分の納得いく答えに
たどり着けることを
応援しています。

ではまとめ。

●配偶者の不貞行為、責めるべきは配偶者です

●不貞相手に対しておさまらない怒りは
 慰謝料を請求する事で区切りをつけましょう

●『ものは言いよう』、
 本当の事は誰にもわかりません。
 それでも事実に近づきたいなら話すしかありません。

●最終的な決断は自分でするしかない
 自分を助けられるのは自分だけ
 周りの意見は参考にしても振り回されないで
 自分が納得できる答えをみつける
 (その為には色々な考え方や受取り方、捉え方の変換も必要!)

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